「何で中学のときにちゃんと学ばなかったんだろう…。」
このような思いを抱いている方は多いのではないでしょうか?では、なぜあなたはあの時もっと学ばなかったのでしょうか?
さぼっていたから?
部活動が忙しかったから?
あの科目の先生が苦手だったから?
さまざまな理由が頭に浮かぶでしょう。
しかし、本当の理由は別のところにあるのではないですか?
もしかしたら、あなたは「理解よりも暗記を中心とする学習方法」がイヤで勉強が「楽しくなかった」のではありませんか?
頭から順番に暗記?
「どうしてああなるの?」「あの説明が納得いかない。」
「もっと違うやり方があるのでは?」
という疑問は抱きつつも、知識の詰め込みに忙殺された中学時代……。
しかし、いま、あなたは中学生ではありません。
すでに知識の詰め込みという退屈な作業からは解放されているのです。
いまこそ、中学時代に抱いた疑問を解き明かしましょう。
興味のあるところから、さあ、摘んでみてください。
素朴な疑問は物事を学ぶ上で非常に大切です。例えば子供の頃、夜空を見上げて「星はどうしてまたたくの?」と思ったことはありませんか?
おとなの楽習はそんな疑問を大切にします。
「空気は、密度によっても屈折率が異なります。空気の薄いところと厚いところがあると光が曲がってしまうのです。ヤカンの上の空気と同じように、大気も少し揺らいでいます。瞬く、の意味は、「見えたり見えなかったりすること」です。空気が揺らいだせいで、届くはずの光が見えなくなるときがあるため、星はチカチカ瞬いて見えます。」
(理科のおさらい 物理 87ページより)
「理科のおさらい 物理」では身近な疑問から物理を解明していきます。
基礎の積み重ねがない?
「数学のおさらい」では中学1年生が授業で習うような方法、つまり、表記や用語の定義を述べてから次へ進むということはしません。数学の基本的なルールや用語は「ノート」のページにまとめてあるので、それを少し見て見ましょう。
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