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“泣いてもいいんだよ”の育児

“泣いてもいいんだよ”の育児
  • 通常販売
  • 著 /  峯田 昌
    イラスト /  大野 太郎
  • 3000人の赤ちゃんの育児相談に乗ってきた助産師が
    一生懸命なママに贈る「赤ちゃんと話す」育児。

    ◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→「試し読みサービス」へ

  • 定価 1,540 円(本体 1,400 円 + 税)
    四六 判/ 240ページ
    2021年12月06日 発行
    ISBN 978-4-426-12756-5
  • *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
  •   

3000人の赤ちゃんの育児相談に乗ってきた助産師が
一生懸命なママに贈る「赤ちゃんと話す」育児。

「泣いてもいいんだよ」の育児は「すべてを受け止めるよ」の育児です。
「何をしてもかわいい」「どんなときも大好き」「ママとパパのところにきてくれてありがとう」
ただただ、シャワーのように愛の言葉を伝えてあげてください。
赤ちゃんはしっかりとわかっています。
そして、「大切にされた」その記憶はいつまでも心に残っていきます。

著者紹介

著 /  峯田 昌 (みねた あつよ)

みねた助産院 院長
アドバンス助産師、看護師、保健師
NPO法人BSケアプレゼンター®

1969年埼玉県出身。西武学園文理高等学校を経て、日本赤十字看護大学卒業後、看護師、保健師として総合病院に勤務。

出産したら誰もができると思っていた母乳育児が上手くいかない経験を自ら体験。
「子育てで苦しむ人を減らしたい」「助産師は出産時だけではなく命全般に関わる悩みの解決に貢献できることを広めたい」と、3人目を出産後、助産師になることを決意。

日本赤十字看護大学大学院修了し、助産師資格取得。
総合病院、ゆいクリニック勤務後、みねた助産院設立。

これまでの育児相談は、延べ1万人。出会った赤ちゃんは3000人。
“困ったお母さんを絶対に一人にしない”が信条。
「とことん寄り添う姿勢に感激した」とママ達から信頼を得ている。「赤ちゃんの思いや赤ちゃんの力」を知ることでママ達が育児に前向きになり、自信をつけていく様子を日々目の当たりにしている。
その一方、公立名桜大学の非常勤講師として助産学生の育成、町立中標津病院にて母乳育児支援に関する業務フローの改善、助産師向けBSケア®の普及、行政からの依頼での育児支援者向けの講座など育児を支える支援者の充実にも力を注ぐ。

東日本大震災後に茨城県から沖縄県に一家で移住。夫と大学生、高校生、中学生の5人家族。

イラスト /  大野 太郎 (おおの たろう)

東京在住、香川県高松市出身。
絵描き、GIF作家
ユニークでやさしい世界観を描く。
GIFゲーム制作数は世界No.1。
国内外問わず多くの人に楽しまれており企業やアーティストとのコラボゲームも多数。
二児の父。

目次

序章 新しい家族がやってきた
0歳児の育児「やさしく声をかけること」がその後の人生をつくる
赤ちゃんは、地球語は話せないけれど
「泣いてもいいんだよ」の育児は、「すべてを受け止めるよ」を伝える育児
赤ちゃんと過ごす一番大切なこと

第1章 「泣いてもいいんだよ」の育児
・泣いている赤ちゃんは、かわいそうではありません
・赤ちゃんが泣いているとママは穏やかでいられません。だから、赤ちゃんは育ちます
・赤ちゃんが泣くということの大切さ
・赤ちゃんには、よく泣く時期がある。母乳が足りなくなった?
・おしゃぶりのほんとうのデメリット
・黄昏泣きはみんなが経験
・ママには、いいたいことをいえる方が良いですよね
・赤ちゃんは、空気を読みます。ママの前では、ありのまま・・・
・赤ちゃんは、ママの心のうちをお見通し! ママを通して世の中をみている
・「立派なママ」より「ちょっと抜けているママ」くらいがちょうどいい
赤ちゃんは心配性のママをまるごと受け入れている
・赤ちゃんの生活リズムに合わせながら生活する。でも自分の生活も大切に
・ママも一緒に泣いていいんだよ
・どうしてもぐずぐずが多い赤ちゃん。お産、おなかの中の生活を振り返ってみましょう
・泣いてもいいんだよの育児のその後

第2章 赤ちゃんが落ち着く気持ちいい抱っこ
・いっぱい抱っこされた安心感がずっとあとの自立心につながる
・9か月おなかにいた赤ちゃんは抱っこが大好き
・「魔法みたい!」な「まんまる」の抱っこ
・「まんまる」の抱っこで鼻呼吸に便秘予防
・眠れないのではなく眠りたくないのかもしれない赤ちゃん
そんなときは慌てずに温かみのある抱っこを!
・ママの抱っこは、最高の抱っこ

第3章 赤ちゃんは生まれてすぐにおっぱいに向かっていく
・出産すれば、おっぱいは誰でもできるのではなかったの?
・母乳育児にこまったら1日も早く相談を
・生まれてすぐ赤ちゃんはおっぱいめがけて這い上がっていく
・赤ちゃんが、おっぱいを吸えないこともよくある
・厳しい授乳練習は、トラウマになる
・ママのおっぱいを嫌がる子なんて1人もいません
・おっぱいを吸いたい本能・吸わせたい本能
・授乳はほんとうは気持ちいい

第4章 赤ちゃんはあなたの母乳育児の専門家
・すべての助産師が母乳育児支援のエキスパートではない
・左右片方ずつ5分5分、10分10分。時計授乳ははやめましょう
・赤ちゃんによって、授乳の時間も感覚も全然違います。教科書通りにはいきません
・上手くいかなくても応援すると張り切る赤ちゃん
・おっぱいの異変は、赤ちゃんがいち早く気が付きます。おっぱいを引っ張ったり、
首を振りながら飲んだり、理由があります
・歯が生えても痛くないはず
・万が一の哺乳瓶とか、ずっと先の保育園のこととか、考えすぎなくて大丈夫
・張らないおっぱいがいいおっぱい
・泣いたら授乳は正しくない?

第5章 赤ちゃんのためにパパの大切なお仕事
・ママが幸せな気分で過ごせるようにするのがパパの仕事
・親ばか万歳!ママとたくさんの幸せを分かち合って
・赤ちゃんにミルクをあげるのはパパの仕事ではない
・赤ちゃんは大好きなママにやさしいパパのことが大好き
・ママは目の前の命を守ろうという本能が半端ない。パパへの攻撃も半端ない。
・ママの心配をそのまま受け止めて。解決しなくても良い
・赤ちゃんは、ママとパパが試行錯誤で大満足
・パパの産後うつもあります

第6章 赤ちゃんの気持ちに合わせた離乳食
・初めての体験の離乳食をわくわく楽しみに
・離乳食の準備は、「わくわく心」をつくること
・「食べること」は「生きること」
・食べたいものは、自分で決めたい赤ちゃん
・離乳食は、わざわざつくらない!
・「楽しい食事」でよく食べる

終章 ママから聞かれる30の質問に答えました

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