人事労務・労働法
教えて! 働くなら知っておきたい法律の知識
労働法講義
- 砂押 以久子
働くなら知っておきたい労働法の基礎知識を網羅的に解説する法律書。大学の先生がやさしく教えます。
◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→ 「試し読みサービス」へ
- 定価 1,980 円(本体 1,800 円 + 税)
四六 判/ 352ページ
2024年03月18日 発行
ISBN 978-4-426-12970-5 - *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
働いていると、様々なトラブルに遭います。
例えば、皆さんはこんなことで悩んでいませんか?「労働時間が長すぎる」「残業代がもらえない」「ハラスメントを受けている」「有休がとれない」「辞めたいのに辞められない」などなど。職場でのトラブルが原因で、夜も眠れないという方もいるかもしれません。
こういった時に役に立つのが労働法です。労働法を学んでおけば、職場で起こる様々なトラブルに対応する力が身に付き、安心して社会生活を送ることができるようになります。
本書では、大学の先生が、働く上で知っておきたい法律の基礎知識を、まるで講義のように、学生に語りかける形で丁寧に解説しています。全編通じて会話形式で書かれているため、法律を全く勉強したことがない方でもスラスラ読めます。
まさにいま労働問題で悩んでいる方はもちろん、これから社会人になる方や、労働法の勉強を始めようと思っている学生にもぴったりの1冊です。
いま労働法を学んでおけば、いざという時に困らないで済みます。法律を知らないために損をしてしまったというようなことがないよう、今から、知恵をつけて備えておきましょう。
著者紹介
砂押 以久子 (すなおし いくこ)立教大学大学院法学研究科博士課程単位取得後、日本労働研究機構(現 労働政策研究・研修機構)研究員、放送大学、立教大学大学院法務研究科、東洋大学法科大学院、駿河台大学法科大学院、公益法人全国労働基準関係団体連合会等における講師を経て、立教大学、法政大学、東京女子大学、武蔵大学において講師を勤める。
専攻は、労働法。国内の学会及び国際会議において、比較法的観点から労働者のプライバシーなどの問題について発表し、また、NHKBS1『電脳社会のマナーとルール』シリーズに出演するなど、個人情報の取扱いをめぐる職場の問題を専門とする。
目次
第1章 労働法って何?
第2章 採用から入社まで
第3章 働いたことの見返り
第4章 働く時間
第5章 休むための原則
第6章 労働条件は変えられるの?
第7章 人事権ってどう使われるの?
第8章 職場の規律・秩序を守るためには
第9章 安全・健康に働くために
第10章 家庭と仕事の両立
第11章 差別のない職場に
第12章 どこからがハラスメント?
第13章 働くことを辞めるとき、辞めさせるとき
第14章 退職および退職後
第15章 非正規雇用で働く人を守るために
第16章 労使トラブルを解決するために