おとなの楽習(がくしゅう)
経済学のおさらい
- 小早川 浩
経済学をちょいとかじれば世の中の動きが底の底からわかってきます。
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- 定価 1,320 円(本体 1,200 円 + 税)
四六 判/ 160ページ
2011年09月01日 発行
ISBN 978-4-426-10677-5 - *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
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思いついたときに、思いついたところをちょいと摘んで勉強し、中学レベルをさらりとおさらい。経済学をちょいとかじれば、世の中の動きが底の底からわかってくる。
目次
第1章 「経済学」とは、どういうもの?
・そもそも「経済」ってなに?
・「希少性」があるから経済学がある
・「トレード・オフ」が経済学の出発点
・「トレード・オフ」を具体例でみてみよう
・経済学は幸せの量をはかれるのか
・かかった費用は「機会費用」を足して出す
・甲子園の星の進学費用は1億?
第2章 「上手な買い物」の研究
・「限界効用」が極めつけのキーワード
・限界効用理論は微分法で理解
・予算線が欲望の境界ライン ……消費の「最適化」1
・無差別曲線のさまざまな性質 ……消費の「最適化」2
・最適ポイントは「接点」にある ……消費の「最適化」3
・「上手な買い物の基本定理」とは ……消費の「最適化」4
・「基本定理」は実生活の役に立つ?
・「効用」は3Dで表される
第3章 すばらしい「市場」のはたらき
・市場とはどういうもの?
・「経済主体」が目的別に市場にアクセス
・市場はどうして「失敗」するのか
・「市場の失敗」3つの場合
第4章 経済学の誕生、そしてその後……
・アダム・スミスが「経済学」を生んだ
・「限界革命」で「新古典派」が生まれた
・マルクスによる異議申立て
・経済学をひっくり返した「ケインズ革命」
・ケインズが「マクロ経済学」を生んだ
・「マクロ経済学」と「ミクロ経済学」の違いは?
・国民所得は「付加価値」の合計
・ケインズ経済学は失業解消理論
・景気は「有効需要」の大きさしだい
・「乗数」の効き目のほどは?
・古典派からの反論
・「反ケインズ革命」のてんまつは?