おとなの楽習(がくしゅう)
理科のおさらい(気象)
- 山岸 照幸
風の流れ、雲の形、空の色…中学レベルの理科の知識で、気象の不思議を解明します。観測や気象予報士など、社会との関わりも紹介。
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- 定価 1,320 円(本体 1,200 円 + 税)
四六 判/ 176ページ
2011年07月30日 発行
ISBN 978-4-426-10799-4 - *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
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風の流れ、雲の形、空の色…中学レベルの理科の知識で、気象の不思議を解明します。
著者紹介
山岸 照幸 (やまぎし てるゆき)1940年、北海道滝川市生まれ。気象庁研修所高等部第1回(現気象大学校) を卒業後、気象庁入庁。松江、前橋、横浜地方気象台の台長を歴任。その後「ユーキャン気象予報士講座」講師。気象予報士。
目次
◆1章 大気の成り立ち
1.大気圏の構造
2.大気の組成
3.オゾン層の問題
◆2章 気圧の働き
1.低気圧と高気圧
2.低気圧の仕組み
3.低気圧の一生
4.台風( 熱帯低気圧)
5.寒冷渦( 寒冷低気圧)
6.日本付近の高気圧
◆3章 風と波の起こり方
1.風のとらえ方
2.大気の南北大循環
3.コリオリの力
4.地衡風
5.局地風
6.海の波
◆4章 雲の種類とでき方
1.地球の水循環
2.空気の中の水蒸気
3.雲のでき方
4.雲の名前
5.気温減率
6.大気の安定度
◆5章 雨と雪の降り方
1.雨と雲
2.暖かい雨と冷たい雨
3.雪の降り方
4.梅雨
5.日本での降雪
6.雨の新技術
◆6章 太陽光の放射と散乱
1.太陽放射
2.地球の熱収支
3.レイリー散乱とミー散乱
4.雨上がりに見られる虹
◆7章 気象観測の技術
1.日本の気象観測の歴史
2.地上気象観測
3.高層気象観測
4.気象衛星「ひまわり」
5.桜の開花発表と桜前線
◆8章 気象・天気図の見方
1.天気図とはなんだろう?
2.地上天気図の読み方
3.高層天気図の読み方
4.エマグラムの読み方
◆9章 生活・社会と気象
1.季語の中の気象用語
2.観天望気
3.気象予報士
◆コラム「気象の歴史に残る人々」
①世宗大王/②ゲーリッケ/③ハドレー/④荒井郁之助/⑤中村精男/⑥岡田武松/⑦藤原咲平/⑧和達清夫