現代用語シリーズ

おとなの楽習(がくしゅう)シリーズ

クラシックの偉人伝

おとなの楽習(がくしゅう)
クラシックの偉人伝
  • 通常販売
  • クラシックジャーナル編集部
  • バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、ワーグナー、チャイコフスキー、ほか、クラシック音楽の偉人たち。

    ◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→ 「試し読みサービス」へ

  • 定価 1,320 円(本体 1,200 円 + 税)
    四六 判/ 192ページ
    2011年04月08日 発行
    ISBN 978-4-426-11082-6
  • *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
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学校の音楽室の壁には、偉大な音楽家たちの肖像画が並んでいます。
偉そうだったり、苦悩に満ちていたり、あるいは憂愁を帯びていたり、その表情はさまざまですが、共通するのは「偉大オーラ」ともいうべき何かを発していること。

音楽が五線譜に記録されるようになり、誰が作った曲なのかが明確に記されるようになったのは14世紀あたり。以後、現在までの長い歴史の間に何万人、何十万人もの「作曲をした人」がいながらも、そのなかでほんの数十人だけが、いまも「クラシック音楽」として聴かれる曲を作ったのですから、たしかに、偉大なのです。その競争率たるやすさまじいもので、大統領や総理大臣になるのよりも難しい。

しかし、偉そうな顔の人たちも、恋に悩んだり、不倫でドロドロになったり、借金まみれになったり、けっこうドラマチックな人生なのです。聖人君子みたいな人はほとんどいません。みな何かが過剰な人たちです。だからこそ、そのありあまるエネルギーを音楽に注ぎ、名曲が生まれたわけです。

それぞれの曲については、聴いてもらうしかないので細かい解説はしていません。
ぜひ、CDや配信、あるいはコンサートで聴いてください。

著者紹介

クラシックジャーナル編集部

「クラシックジャーナル」は2003年創刊のクラシック音楽専門誌。アルファベータ発行、編集長は中川右介。マニア向きの雑誌でCD批評を中心とする。当初は隔月刊だったが、2010年から不定期刊行。

目次

バロック/古典派/前期ロマン派/後期ロマン派/国民楽派/20世紀

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