アベノミクスの転がり方
発足から半年あまり、メディアが報じる限りでは高支持率が続く第2次安倍政権。
1年で潰えた第1次政権の教訓を基に、アベノミクスと称する経済政策に傾注、他では安全運転に徹していることが秘訣のようです。
ただ、アベノミクスの象徴というか、一枚看板に近かった株価は、最高値を更新して日経平均16000円に迫った当日に1000円を超える下落を記録するなど、中身の薄さが疑われ始めてもいます。
また、円安の効果で輸出は増えたかと思ったら、輸出量は横ばいのまま、単純にドル建ての売り上げが円換算で2割増しになった分、輸出企業の利益が増えただけと、まだまだ見通しは不透明です。
参院選で負ける要素なしと言われている安倍政権、まだまだアベノミクスは続きそうですが、この先、どう転がっていくことになりましょう。